ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.10.16
今日も整音の修正と調律が続いています。
午後になって第二鍵盤部分 Brustwerk のパイプの点検をしていたところパイプの足から風が漏っているのに気づきました。 原因は木管 Gedackt 8'の低音部のパイプへ空気を送るくだがじゃまをしてパイプの足を浮かせてしまっていたのです。
このために一旦この付近のパイプを出して、パイプ支え板を外さなければなりませんでした。 一つ一つの作業を完璧にこなして行かなければならない良い教訓だったと思います。
画像はその部分を真上から撮ったものです。パイプの支え板の穴からパイプの足が乗る穴が見えています。その穴の左上と右下にじゃまをしている送風管が見えています。
今日はまた、仙台白百合学園で披露演奏会の打ち合わせがありました。学園関係者だけでなく一般の方に聞いていただく機会もあります。 後ほどお知らせいたします。 興味のある方はどうぞ。