ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.11.1
いよいよ11月にはいってしまいました。 今日もオルガンの中でCromorneと格闘していました。
この音栓はいつも整音にてこずります。 特に低音部は、音が良ければ発音が悪い。 発音が良ければ、音が硬い。 丁度良いところがなかなか見つかりません。
作業の中心はリードのカーブのほんのちょっとの変化を付けることです。あと、リードの厚さを削ることと共鳴管の長さを合わせること。したがって、リード管の整音に要する工具は比較的少なくて済みます。
画像はその作業現場です。工具に説明を付けておきました。工具は殆ど自作です。