ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.10.31
再び仙台白百合学園のオルガンの作業が始まっています。
昨日は宇都宮のカトリック松が峰教会に出張でした。現地で腹痛を起こしたりしましたが、幸い大事ではありませんでした。そんな訳で画像をお休みしました。
仙台白百合学園のオルガン残るはリード管です。今日の画像は手始めにリード管の構造です。 リード管を足から抜いた状態を二つの画像で見ていただきます。ひとつはリード管などが完全に使う状態になっています。
もう一つの画像では 調律ピンを外して反転させ、くさびをゆるめてリードをずらしてリード受けの中まで見える状態にしています。
リード管の整音作業の中心はリードです。リードのカーブのし方、とリードの厚さ、そして共鳴管の長さです。他の要素はパイプを作った段階で決まってしまいますので整音作業の時にはほとんどいじれません。
今日は手始めですので、様子を見ながらパイプの癖をつかむことに重点を置きました。 1日で1オクターヴ半しか進みませんでした。
共鳴管の長さについては宮城学院のオルガンのところで簡単に説明しました。