ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.09.21
今日は第二鍵盤のCymbale(Mixtur類)の整音を始めました。
この音栓はFournitureと同じように複数列のパイプから成っています。紙を歌口にはめて音を止めたりすることも同じです。
もっと早い時期にお見せしておけばよかったということがいくつかあります。毎日出たとこ勝負で画像をUPするので、系統だっていないことお詫びします。
オルガンに使う風圧のことです。
水柱に換算して 例えば80mmなどという表現をします。風圧をどれくらいにするかは、オルガンを置く空間の大きさ、響きの長短、などで決めます。時には整音途中で多少変更することもあります。
画像は風圧を測っているところです。ガラスのU字管に水を入れU字の一方に管をつないで風圧をかけます。 その結果U字管の中の水が押されます。その高さの差を測るのです。