ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.09.08
主な作業は、今日もFournitureの整音でしたので、変化はありません。PedalのOctave 4'の整音の準備を一人がしていました。あまり一般的ではありませんが、この音栓も木管の開管で作っています。
歌口の下の部分はBlock【英】とかKern【独】と呼ばれています。この部分は整音時に触るので中がいじれるようにつくってあります。その蓋は現代では大概ねじ止めにしています。私はある程度大きいものはねじ止めにします。
途中からはねじを使わずに完成後接着してしまいます。そのため画像では整音するためにゴム紐で仮止めしています。
この中の構造はまだお見せしていなかったと思います。明日はその部分の画像をお見せしましょう。本当は順序が逆の方が良かったですね。