ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.11.20
最終の調律も2000頃には終わり、仙台白百合学園のオルガン製作作業も終わりとしました。あすは後片付けなどをして帰宅の途につきます。仙台は夕刻から雪になり、明日はひょっとすると雪道を帰ることになるかもしれません。
毎回、オルガンの現場に出かける度に『無事に完成させられるか』と考えてしまいます。また、『このオルガンが自分の最後のオルガンでは?』とも考えてしまいます。
縁起でもないと言う人もいます。 しかし、いつか自分の『最後のオルガン』はあるのですから、それを考えて仕事をするべきだとおもっています。仙台白百合学園のオルガンもどうやら我々の『過去の楽器』になりました。
今日の画像は 仙台白百合学園聖堂のオルガンの銘板です。学校側の日本語で読めるように書いて欲しいとのご要望で 和紙に筆で書いていただき貼り込みました。表面は汚れないように木蝋(ハゼの木からとった蝋)を溶かし込んでいます。
永い間『仙台フォト日記』をご覧頂いた方々に御礼申し上げます。このPageを作ってくださったHP Ownerの坂崎さんにも御礼申し上げます。
全員全く夏休み無し、祝日無しで働きました、しばらくお休みを頂きます。