ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.09.26
今日は宮城学院礼拝堂で電気−空気式音栓装置を動かすスイッチの故障をどのようにしてなおすか考え、後は宿舎で事務仕事などをしていました。
明日は中新田バッハホールで井上圭子さんの演奏があるので早朝から出かけます。
10月6日までは姫路・宮崎のオルガンの定期調律保守作業です。しばらく画像はお休みにさせて頂くことになります。旅行に持ち運んでいるPC Librettoの容量不足で画像転送ソフトを入れることが出来ませんので。
今日の画像はダイアグラム第3弾です。
Mixtur類の複数列をどのように配するかを考える表です。少々判りにくいので、画像の中に少し説明を入れておきました。x軸は鍵盤の位置、Y軸は実際に出る音の高さを示します。
8'のパイプは鍵盤の位置と実際に出る音が同じですから Y=X の直線になります。すなわちダイアグラムの左下のXY軸の交点から伸びる線上にあるわけです。
4'はCを押したときにcが鳴るわけですから、8'に平行で1オクターヴ高い直線になります。
2 2/3'は4'に平行でさらに5度高い直線になります。
それらの直線の上Mixtur類のどのフィートをどの範囲で使うかを記入しています。
明日が早いので細かいことは次の機会にさせていただきます。