ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.09.02
いよいよMontre 8'の整音が始まりました。
低音部は正面に並んでいます。途中から内部に置いてあります。一番大切な音栓でかつかなりデリケートな音栓です(他の音栓が重要でないということではありませんが)。
画像は正面の足場からFsのパイプの歌口を上げるために上唇を切っているところです。パイプは一本一本個性があります。最終的な歌口の高さ(下唇から上唇までの高さ)は現場で整音しながら決めてゆきます。
正面のパイプでも横に柱があるかないか、突出しているか引っ込んでいるかなどで鳴り方が大きく変化します。