ホーム>初期鍵盤楽器>製作家・演奏家>須藤オルガン>仙台フォト日記 >98.08.21
今日私は昨日UPした宮城学院のパイプの修理補正作業で一日掛かってしまいました。
仙台白百合学園の現場ではオルガンの後ろ、壁とオルガン本体の背面壁との間に据えるPedalの風箱の取付けを行いました。非常に狭い空間にオルガンを組むため今まではPedalの部分には全く手を付けていませんでした。今までの作業の邪魔になるからです。
画像はオルガン本体の後ろ床に置いた風箱とその右に床の上に置いたローラーボードです。右に見えているのは以前UPした垂直に取付けた吹子の重りのひとつです。
重りの下、写真の手前の木箱のように見えるところは地下から風が上がってくるところです。右のオルガン後壁を貫いてオルガン本体へ風を送ります。左に向かって一段低くなって(断面積が小さくなって)Pedal部分へ風を送っています。
ここで使うパイプは木管ばかりです。風箱のパイプが立つ穴が手鍵盤の場合と異なっています。
明日も何か画像を送れると思います。