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須藤オルガン工房

仙台宮城学院 1998.8.20

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 18,19日は暫くぶりの連休としました。それぞれ帰宅したり、もっと北へと旅をしたり、山登りをしたり休みをとりました。

 仙台白百合学園では今日はPedalの風箱の固定、送風系の取付けなどを行いました。この楽器は非常に小さく作っていますので、いままではPedalの風箱が作業の邪魔になるので取付けていませんでした。やっと手鍵盤部分の作業がほぼ終わったので、オルガン本体の後ろにPedalの部分を取付け始めたというわけです。

 場所が足りないのではなく、オルガンと建築のProportionを整えるためにオルガンの大きさに配慮しなければならなかったからです。

 今日は同時進行で行っている宮城学院礼拝堂のオルガンの大規模保守作業の画像をごらん頂きます。オルガンのパイプがどのような材料で作られているかがわかって頂けると思います。

 Principal 8'の最低音Cのパイプです。パイプの自重で足がつぶれている状況です。17年前の作業の時には問題無かったパイプです。その後の時間の経過とともに徐々につぶれてごらんのとおりでした。切り開き修正して補強をしなければなりません。

 この大きさのパイプはねかせておくと自重で扁平になってしまいます。立っていなければ円柱の形態を維持できません。


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