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須藤オルガン工房

仙台宮城学院 1998.10.27

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 宮城学院礼拝堂のオルガン、今日は最後の調律をしていました。

 調律はオルガンを整音しながら何回も実施します。 一回調律してもその周辺のパイプが整音され、調律されますとそれが前に調律したパイプに影響するようです。

 午後私は仙台白百合学園に用事があり出かけました。その間に第二鍵盤の音栓を調律するように言いつけて出かけたのです。十分に時間があるので今日中に終わると思っていました。 帰ると何と2列と少々しか終わっていません。

 初心者はしばしばつまらないことに固執してしまい、作業の進行がとまってしまいます。 今日もまさにその状態でした。 自分も昔はそうだったのかもしれませんが。 明日は撤収だけと思っていたのですが。

 夕刻、音楽科の三友副手さんと学生の戸田彩子さんが来てくれました。作業がほとんど終わったこのオルガンでいろいろ弾いてもらいました。 この作業をした甲斐があったことを確認できてうれしく思います。

 画像は演奏台の戸田さんです。 彼女は25日の日曜日選ばれて学内演奏会に出演しました。曲はデュルュフレの『アランの名による前奏曲とフーガ』でした。今日は先日の演奏会もクリヤーしてのびのびと楽しんでくれたようです。彼女は仙台白百合学園で12月の半ばに演奏会をしてくれることになっています。


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