fly with the wind


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osamu's rc flight

T-REX 450S

T-Rex 450S

モデル名

T-REX 450S

製造会社

ALIGN RC

操縦系統

エルロン、エレベーター、ラダー、モーターコントロール、ピッチ

ローター径

680mm

機長

650mm

飛行重量 (g)

803g
(機体: 619g、Outrage XP25 3S2200: 184g)

動力ユニット

Just Go Fly 500THアウトランナーブラシレスモーター、ピニオン11T
Helimax 315mmカーボンブレード
Schulze future U12.46eアンプ
Outrage XP25 3S2200, Thunder Power Xtreme 3S2070

RC装置
FUTABA S3103サーボ×3(エルロン、エレベーター、ピッチ)
HiTec HSG-5084MG(ラダー)
Futaba GY240ジャイロ
JR R770S受信機

1.XL (HDE)からコンバート

 2007年2月より、T-Rex 450XL(HDE)を、少しずつオプションパーツに交換しながらフライトしてきました。2008年6月、302フライトしたところで、やや全体にガタが出てきたようなので、アップグレードすることにしました。HDE仕様(ノーマルスワッッシュ)のアップグレードも考えましたが、CCPM化することにし、2008年6月下旬、フレームをT-Rex 450S用の純正アルミフレームセット HS1164T-78 (AGNH1105G)に、テールローター回りを新型テールローターパーツHS1199に、スワッシュをCCPMスワッシュHS1111に交換しました。

 この結果、当初のXLのパーツはスタビライザーコントロール、テールサーボマウント、テールブレース、垂直尾翼だけとなり、実質はT-Rex 450S(アルミフレーム)にオプションの金属パーツを付けた状態となりました。

 サーボ、ジャイロ、受信器、アンプ(ESC)はXLに搭載していたものを載せ替えましたが、モーターは、発熱が少ないといわれるJust Go Fly 500TH(3380KV)に換装しました。Hacker A20-6XLは夏場の発熱が大きいためです。そしてこれを機に新しくこのページを作成しました。

2.組み立て

 アルミフレームは半分ほど組み立てられています。モーターマウントは多少加工が必要でした。ネジはすべて1.5mm六角ボルトを使用するようになっており、プラスネジよりも組み立ては確実です。

 サイクリック・サーボはフタバS3103ですが、このサーボは、取り付けフランジに4箇所、小さな突起があり、フレームに取り付けたとき、フランジが密着しません。この突起をナイフで削り取り、平ヤスリで平らにして取り付けました。

 テールパイプとフレームの接合部、テールサーボマウントの取り付く箇所、テールケースが取り付く箇所にはすべり止めとして透明テープを巻きました。

 バッテリーは安定のためフレーム下に取り付けることにし、バルサと0.8mm合板で台を作ってフレームに瞬間で取り付け、その上に固定用ベルクロを貼りました。受信器、アンプは両面スポンジテープでフレームに取り付け、アンプはさらにタイラップで固定しました。

 CCPMの場合、スワッシュプレートの水平を正確に出す必要があります。そのためスワッシュプレートレベラー(Swashplate Leveler Tool HR1036)をHeliDirectから入手して調整しました。

 下の写真は、ローターヘッド部を外して、メインシャフトにレベラーを差し込み、スワッシュの3点がレベラーの足に接触するように調整したところです。

3.初フライト

 2008年7月中旬、初フライトです。午前中でも気温は30℃に達しています。新たに入手したOutrage XP25 3S2200バッテリーを使用して、6分30秒、ホバリングと上空飛行をしてみました。ローター回転数は約2200RPM(ガバナー)です。着陸直後のモーター下面の温度は約45℃で、Hacker A20-6XLよりも発熱は少ないようです(ただし、JGF 500THは表面がメタリックなので、非接触式温度計では正確に測定できていないかも知れません)。

 当初、サイクリックコントロールが敏感でしたが、エクスポを増やすことで飛ばしやすくなり、操縦感覚はノーマルスワッシュのXLとほとんど同じになりました。またピッチのレスポンス、ガバナーの安定度も、Hacker A20-6XLとほとんど変わらず、特に違和感なくフライトできました。

4.その後

4.1. ラダーサーボ交換

 2008年8月上旬、ラダーサーボをHiTec HSG-5084MGに交換しました。ジャイロ感度を75%程度に上げてもハンチングは起こらず、ホバリングが安定するように感じます。また旋回時のラダーの効きもよくなりました。

4.2. ビスのゆるみ

 2008年9月上旬、23フライトしたところでフレームのビスをチェックしました。受け側が樹脂のセルフタップビスはほとんどがわずかに緩んでおり、サーボ取り付けビスも少し緩んでいましたので増し締めしました。また、受け側が金属のビスが1本、なくなっていました。もしかすると、組み立て時にネジロックを付け忘れたのかもしれません。予備のビスにネジロックを付けて取り付けました。各ビスは10フライトごとにチェックした方がよさそうです。


リンク

関連項目:

T-Rex 450XL (HDE)
MX400 Pro vs T-Rex 450XL (HDE)

関連サイト:

T-REX JAPAN
T-Rex Tuning
HeliTown: T-Rex 450

Schulze: Future
Just Go Fly

2009.11.15



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