モデル名 |
SJM215-CF Pro |
製造/販売 |
SJM/ RC-TEK |
操縦系統 |
エルロン、エレベーター、ラダー、モーターコントロール、ピッチ |
ローター径 |
475mm |
機長 |
370mm |
飛行重量 |
395g |
動力ユニット |
SJM 3700KVアウトランナーブラシレスモーター、ピニオン13T |
RC装置 |
Hitec HS65HBサーボ×3(スワッシュ) Logictech LTG-2100Tジャイロ Logictech LTS-3100Gテールサーボ JR PR790UL受信機 |
400クラスよりもひとまわり小さい機体です。SJM180の後継機、改良型で、SJM180が組み立てキットだったのに対し、SJM215はほとんど組み立て済みとなっています。2009年2月、RC-TEK社から3セル用モーターのセット(SJM215-CF PRO Combo A-3S)を購入しました。モーターなしのキット、および2セル用モーターのセットもあります。
現在の電動ヘリT-RexやX-400、ハリケーン200は基本的に同じ構造で、ローターヘッド回りもほとんど同じですが、この機体は大きく異なります。
まず前部のフレームがなく、テールパイプが前方に延長されて、そこにメインシャフト、テールドライブシャフト、モーターマウント、スキッドなどが取り付くようになっています。パーツはほとんどがアルミ削り出しあるいはカーボン板です。ランディングスキッドもカーボン製で、その構造も独特です。SJM180よりも単純化され、テールブームサポートはありません。
ヘッド回りは金属とカーボンで、ベルヒラーミキシングもT-Rexなどとは異なる設計です。SJM180とはパーツ構成が異なっています。ローターヘッドはリジッドで、ダンパーゴムリングは入っていません。スタビライザーはメインローターよりも上に位置します。120°CCPM、テールはベルトドライブです。
カーボン製メインローター、樹脂製テールローター、塗装済みキャノピー、ブレードホルダー、6角ドライバー3種、バッテリー取り付け用ベルクロテープなどが付属しています。テールローター、スタビライザー(フライバーパドル)はSJM180と共通です。メインギアも同じですが、SJM180ではメインシャフトにピンで固定するのに対し、SJM215ではビスで固定するため、穴径が異なります。上手に加工すればSJM180用も使用できそうです。
このキットは、主要部分はほとんど組み立て済みです。ただ、RC-Groupsによると、ネジロックが塗布されていないことがあるのでチェックした方がよいとのことですので、念のため、ネジをすべてチェックし、軽く回せる場合はいったん外し、ネジロックを塗布して締め付けました。
なお、SJM180と同様、メインブレードのドラッグボルトとテールサーボマウントをパイプに固定するためのボルトは手持ちの長めのものに交換し、調整がしやすいようにナイロンナットで固定するようにしました(キット付属のボルトとナットを使用した場合はネジロックを使う必要があり、現場で調整がしにくくなるため)。
ジャイロと受信機はメインシャフト後方に取り付けられているカーボンプレートに取り付け、アンプはバッテリープレート下面に、ParkBECは右側スキッドに取り付けました。
ジャイロ、ジャイロサーボ、受信機、アンプ、BECはSJM180に使っていたものを換装し、スワッシュサーボのみ、新規にHitec HS65-HBにしました。
飛行重量は395gと、ほぼ同じ装備だったSJM180の440gよりも大幅に軽量化されました。
関連ページ:SJM180
RC-TEK社のページ:SJM215
RC-Groupsのスレッド:New Product - The SJM180(215) PRO 200 Class is Born
2009.2.17