モデル名 |
Blade mCP X BL |
販売 |
E-flite/ Horizon Hobby |
操縦系統 |
エルロン、エレベーター、ラダー、ピッチ/モーターコントロール |
ローター径 |
263mm |
機長 |
250mm |
飛行重量 |
60.1g |
動力ユニット |
ブラシレスメインモーター、テールモーター |
RC装置 |
5in1ユニット(AS3Xフライバーレスシステム、2.4GHz DSM2) |
シングル・ローター可変ピッチのマイクロヘリ。3軸ジャイロ搭載で、スタビレスです。先に発売されていたBlade mCP X/mCP X v2よりも、やや大型化しています。最大の違いは、メインモーター、テールモーターともにブラシレス化され、バッテリーも1セル3.7Vから2セル7.4Vに変更されている点です。BNFキットには、リポバッテリー1個、7.4V用DC充電器、ACアダプタ、スペアパーツ(メインローター、テールローター、リンケージロッドなど)、調整用ドライバーが付属します。
本機はDSM2/DSMX対応で、JRのモジュール式プロポ(PCM9X II、11X ZEROなど)に、TD2.4LPモジュールを取り付けることでフライトできます。
・TD2.4LP DSM2 2.4GHzインドア用ローパワーモジュール
2013年1月下旬にMiracle Martに発注、2月上旬に到着しました。早速、バッテリーを充電し、JR 11X ZEROを設定します。設定データは、取説に掲載されているDX8の数値を入力しました。
機体をバインドし、念のため、ピッチをチェックします。ほぼ適正のようです。
なお、筆者は、この機体に使える適当なピッチゲージを持っていません。このため、メインローターブレードをブレードグリップに対して90度の位置にし、先端の上下動の距離を測り、三角関数でピッチ角を求める方法で計測しました。この方法と、クイックチャートは「マイクロヘリのピッチ測定」のページに記載してあります。
ホバしてみます。mCP Xに比べて、かなりパワーがあります。また、エンコン/ピッチが敏感です。筆者の自宅の狭いリビングでは、ちょっとオーバーパワーです。ESCやバッテリーが慣れていないせいか、時おり、かなり上下に暴れます。以下の動画では、後半、機体が大きく上下していますが、これはエンコン操作によるものではなく、突然、勝手に動いたものです。
2012年2月中旬、河川敷で屋外初フライトを試みました。多少、暴れるものの、屋外では安心してフライトできます。フリップは、わずかにテールが取られますが、やや大回りすれば可能です。また、上空飛行でダウンを打つと、かなりスピードが出ます。飛行時間は3分です。このページトップの動画は、このとき、SHIROさんに撮影していただいたものです。
60gのマイクロヘリでありながら、可変ピッチ、スタビレスで高い運動性を持ちます。パワーはじゅうぶんで、多少、風のある屋外でもじゅうぶん楽しめるヘリです。背面ホバも、130Xと同程度の安定性です。姿勢を見失ったり、危なくなったら、すぐにスロットルホールドに入れます。そうすれば、4〜5メートルの高度から墜落しても、草地なら、まず壊れません。また、メイン、テールともにブラシレスモーターですので、パワーがあると同時に、寿命も長いと考えられます。
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last updated: 2013.05.26