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osamu's rc flight

マイクロヘリのピッチ測定

 マイクロヘリのメインローターは小さいため、使用できるピッチゲージがなかなか手に入りません。そこで、ブレード長(ドラッグボルト中心からブレード先端まで)と動作幅を入力すると、三角関数を用いてピッチを計算するエクセルシートを作ってみました。サンプルとして、Mini CP、Blade 130Xなどのデータを入力してあります。ブレード長、動作幅の値を書き換えてご利用下さい。

・pitch2.xls

 また、Align T-Rex 150 DFC、Blade Nano CPX、 mCPX BL、130X、Walkera Mini CP (Genius CP)、 V120D02Sの簡易一覧表 (PDF)も作ってみました。

・pitch-e3.pdf

 以下はBlade 130Xの測定例です。

(1)メインブレードをグリップに対して、上から見て90度の位置にします(下写真)。このとき、ブレードが不用意に動かないように、ドラッグボルトを少し締めておきます。

画像をクリックすると拡大されます。
top view

(2)プロポのピッチカーブを0-50-100%に設定し、エンコンスティック50%(センター位置)で左右のブレードが横から見て一直線になるようにロッドを調整します。これがピッチゼロの状態となります。このときのブレード先端の位置を基準点とします。この状態でメインブレードに対して直角になるように定規を固定します。

pitch zero

(3)エンコンスティックを最スローにして、基準点からのブレード先端の動作量を測ります。

pitch minimum

(3)エンコンスティックをフルハイにし、基準点からのブレード先端の動作量を測ります。

pitch maximum

 Blade 130Xのメインブレードのボルト取り付け穴から先端までの長さは138mmです。仮に動作幅が、プラス(上)30mm、マイナス(下)35mmとなった場合、エクセルシートの「ブレード長」のセルに「138」、「動作幅」のセルに「30」、「35」を入力します。以下の計算式により、ピッチが求められます。

プラス: =DEGREES(ASIN(30/138))
マイナス: =DEGREES(ASIN(35/138))

結果は、

プラス:12.6°
マイナス:14.7°

となります。

last updated: 2014.01.08



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