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須藤オルガン工房

仙台白百合学園 1998.8.13

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 お約束のスライダー部分の画像を送ります。

 上に見えているのがパイプの立つ台、黒く焦がした部分にパイプの足が載ります。焦がすことによって木材の酸がパイプの足に影響を与えにくくなるということです。私達の命の長さを尺度とすればあまり関係無いことでしょう。

 その手前はパイプ台を取り除いた状態でスライダーが見えています。スライダーはパイプの種類(ストップ)を選ぶ「滑り弁」です。鍵盤を押すと音程弁が開き下から風が来ます。音栓弁であるスライダーの穴と下の穴(同じくパイプ台の穴も)が合致すれば風がパイプ台に流れてパイプの足に至り音が出ます。スライダーの穴と下の穴がずれているときには風はそこでとまってしまうわけです。


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