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須藤オルガン工房

仙台宮城学院 1998.10.12

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 しばらくお休みをいただいていました。

 仙台の仕事を一時中断して、姫路パルナソスホールと宮崎県立芸術劇場のオルガンの定期調律保守作業に出かけていました。

 その後私は工房で仙台宮城学院のオルガンの部品修理を行い9日深夜仙台に戻ったしだいです。

 しばらく宮城学院礼拝堂のE. Hammer社 1970年製のオルガン大規模保守作業(オーバーホール)を行います。 仙台白百合学園の画像はお休みさせていただきます。

 オルガン保守の問題点などご理解頂ければ幸いです。

 画像は電気空気圧式ストップ装置です。 左がストップスイッチでストップ名が書いてある部分です。右側はオルガン内部にあるので通常は見えません。

 この部品は以前から電気接点部分に問題があり交換したかったのですが、すでに同型の部品は入手できなくなっていました。 また交換したくても合計35個あるこの部品のうち5個は壊さないと外れない構造なのです。今回のチャンスを逃がすわけにはゆきません。

 修理と、将来のため取り外しが楽に出来るように改造を行いました。 接点は半導体を使った電子式接点を取付け磨耗、酸化などの影響から逃げられるようにしました。

 そこいら辺の画像は追ってUPします。


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