fly with the wind


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osamu's rc flight

ソロプロ180 3D
Solo Pro 180 3D


photo: 笹目の休日さん

モデル名

ソロプロ180 3D

製造/販売

ナイン・イーグルス/ハイテックマルチプレックスジャパン

操縦系統

エルロン、エレベーター、ラダー、モーターコントロール

ローター径

319mm

機 長

292mm

飛行重量

92g

バッテリー

3.7V680mAh リポバッテリー

RC装置

2.4GHz 受信機 (3軸ジャイロ内蔵)、J6送信機

・概 要

 可変ピッチ、シングルローター、3軸ジャイロ搭載スタビレスのマイクロヘリ。2011年8月下旬にチャンプ通販で予約、9月上旬に届きました。完成機体、専用プロポ(送信機)、バッテリー、充電器、ACアダプタ、調整用ドライバーが付属しています。

 マイクロサイズながら、テールはメインモーターからのシャフトドライブです。全体にWalkera 4G6シリーズによく似ています。バッテリーコネクタもWalkeraと同じですが、極性が逆です。

・リビングでのホバ

 バッテリーを充電し、トラッキングをチェックしてホバしてみました。このサイズですと、筆者の自宅リビングでは狭く、膝レベルでのホバしかできません。プロポにも慣れていないので、高度維持がむずかしく、緊張しました。下の動画は2フライト目です。

 マイナスピッチが大きいようでしたので、ロッドを2回転半伸ばしてピッチ範囲ををプラス側にかさ上げしたところ、だいぶホバしやすくなりました。

 テールブレードの動きがやや硬く、ビスをゆるめても柔らかくなりません。結局、テールブレードホルダーの内側を棒ヤスリで少し削りました。

・屋外でホバ

 2011年10月中旬、風のない午前中に、近所の空き地でホバしてみました。やはり屋外ではホバしやすく、筆者としてはまあまあのレベルで高度維持もできました。黄色いキャノピーも視認性がよく、姿勢がよくわかります。ノーマルモードで4分ホバした直後のバッテリー電圧は3.8V台です。

 アイドルアップも試してみましたが、ノーマルからの切り替え時の高度変化はそれほど大きくなく、安定した状態でホバできました。一瞬、フリップをやろうかと思いましたが、まずは機体の特性に慣れるために、この日はホバと前後左右移動にとどめ、3フライトしました。

・初フリップ

 2011年10月中旬、風の弱い午前中に、河川敷でフライトしました。アイドルアップでやや高度を取ってホバし、アップフリップしてみました。テールが取られることもなく、成功。

 バッテリーを交換して、ベテランのS田さんにフライトしていただきます。ロール、ループ、背面と、いろいろ技を見せていただきました。また、この日は3Dフライヤーのminokasagoさんにもフライトしていただき、安定した対面ホバを見せていただきました。風がなければ、けっこう楽しめる機体であることがわかりました。


photo: 笹目の休日さん

・J6プロポ

 付属のJ6プロポは、従来のナインイーグルの丸いプロポに比べるとだいぶ使いやすくなっています。スティックフィーリングは中級プロポに近くなり、スティックテンションも調整できます。箱出し状態では、筆者にはエルロン、エレベーター、ラダーがやや強めに感じられたので、裏ぶたを開けて調整し、柔らかくしました。

 デュアルレート、エクスポ、スロットルカーブ、ピッチカーブの設定は取説を見ないと設定モードに入りにくく、最近のコンピュータプロポに比べるとちょっと使いづらく感じます。

 価格を考えればあまりぜいたくはいえないのですが、タイマーがないのも不便です。ヘリはフライト時間の管理が必要なので、別途、タイマーを用意する必要があります。

・総合評価

 このサイズとしては安定してホバでき、離着陸も容易、反応も素直に感じます。このサイズでスタビレス、3軸ジャイロ搭載というのは、数年前では考えられなかったことで、技術の進歩を痛感します。

 体育館など、広い屋内空間あるいは早朝など無風時の屋外でのフライトに適しています。

・Solo Pro 180 3D@ハイテックマルチプレックスジャパン

・RCアドバイザー・チャンプ

last updated: 2012.04.16



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