モデル名 |
ソロ・マックス II |
製造/販売 |
ナイン・イーグルス/ハイテックマルチプレックスジャパン |
操縦系統 |
エルロン、エレベーター、ラダー、モーターコントロール |
ローター径 |
190mm |
機 長 |
207mm |
飛行重量 |
27g |
バッテリー |
3.7V120mAh リポバッテリー |
RC装置 |
2.4GHz 5-in-1受信機 NE260A RX-01、専用送信機 |
固定ピッチ、シングルローターのマイクロヘリ。2010年11月下旬、チャンプ秋葉原店で購入しました。完成機体、専用プロポ(送信機)、バッテリー2本が付属しています。
送信機でバッテリーの充電ができますが、筆者は別売のAC充電器NE421090を使っています。この充電器はバッテリー2本を同時に充電できます。充電器本体は軽量コンパクト(26g、38×48×20mm)で、ACアダプターも小型軽量タイプです。
なお、現行機種はマイナーチェンジされたソロ・マックス270で、付属のJ4プロポは操作性がよくなっています。
本機は重量27gと軽量なため、ホバリングに必要なパワーが少なくてすみます。その結果、ローターの風量も少なくなり、一般的な住宅の6〜8畳の室内でも壁や家具からの風の反射が少なく、安定してホバできます。音も比較的静かです。
サイズ、構造ともにブレードmSRと非常によく似ていて、ホバした感じもよく似ています。離陸時には、かなり左に流れます。付属のプロポ(送信機)はエンコンが敏感で、最初、ちょっと戸惑いました。
ホバからエレベーターを打ってゆっくり前進・後退させるときは、ブレードmSRのような舵の混ざった動きはほとんどなく、素直な感じです。 エレベーター→エルロン、エルロン→エレベーターなどのミキシングは必要ありません。自律安定性が高く、スティックをニュートラルにもどせば機体は水平にもどります。
側面ホバ、対面ホバも安定してできますが、ラダーの効きがゆっくりなので、ピルエットはむずかしいです。
ソロ、ドラコ、ブラボーIII、XRB-SRなど、4チャンネル同軸二重反転ヘリの次のステップとしてお薦めできます。
2010年11月下旬、約30m×10mの室内でフライトしてみました。ダウンを打って前傾させると、前述のようにまっすぐに進みます。機首上げや、左右にそれていくクセは感じられません。
そこで、水平8の字飛行を試みました。エルロンの効きが弱く、あまり大きなバンク角がとれないため、旋回時にはラダーを強めにあてる必要があります。どういうわけか筆者は、自分の右側で左旋回させた後、こちらを向いて(対面状態で)飛んできた後の右ラダーがうまく使えません。練習が必要です。他の屋外用へリでは、エルロンでバンクさせ、ラダーは軽くあてていたので、本機にとって適切なラダーが打てないようです。
それでも4フライトしたところ、まあまあそれらしく飛行できるようになりました。操縦感覚はSRBクオークに近い感じですが、本機は機体が小さいのでけっこうスピード感があって楽しめます。旋回の目測を誤って数回、壁にぶつけましたが、壊れずにそのままフライトできました。
ブレードmSRの後発なので、コピー製品かと思いましたが、改良されて飛ばしやすくなっている面もあり、よい機体だと思います。ホバの安定性、操縦性では互角か、ブレードmSRがやや上ですが、前傾させて前進飛行させたときは、本機の方が飛ばしやすいと思います。
last updated: 2013.01.25