モデル名 |
RC Laser |
販売 |
Sail RC |
操縦系統 |
ラダー、セール |
艇 長 |
1050mm |
材 質 |
プラスティック船体、カーボンパイプマスト、アルミパイプブーム、フィルムセール |
RC装置 |
JR RG612BX 2.4GHz 受信機 |
ひとり乗りディンギーヨット、レーザーLaserの1/4セミスケールモデル。ジブセールはありません。
キットはサーボ取り付け済み、リンケージ済みで、受信機の搭載で帆走できます。キャリングケースも付属します。
RCレーザーの最大の特徴は、分解組み立てが非常に簡単なことです。まず、ハルにキールを差し込み、ロックレバーを回して固定します。ラダーはめ込むだけ。次に二分割のカーボンマストを繋ぎます。セール前縁のポケットにマストを差し込み、グースネックにアルミブームを取り付け、セール後端の索をブーム後端のクリップで止めます。マストをハルのマスト受けに差します。最後にシート(セールコントロール索)をブームに接続すれば完成です。工具は一切、必要ありません。YouTubeに組み立ての手順を紹介する動画がありました。
本艇には4種類のセールが用意されています。キットにはBセールが付属します。筆者はCセールと専用ボートスタンドを同時購入しました。
Aセール:4m/s未満の微風用
Bセール:標準、弱風〜中風用
Cセール:8〜12.5m/sまでの中風〜強風用
Dセール:12.5m/s以上の強風用
2015年8月上旬にSail RCから購入、同月中旬、S湖の水路(放水路)で初帆走しました。弱風でしたが約54分、帆走しました。
2015年8月下旬、S湖で帆走しました(Bセール)。はじめのうちは弱風、水域によってはごく微風での帆走でしたが、次第に南風が強くなってきて、快調に帆走できるようになりました。カメラを左手に持ち、右手でラダーとセールを操作して動画、静止画を撮影してみました。
2015年10月中旬、5〜8m/sの風の中で、Cセール(8〜12.5m/s対応)で帆走させてみました。強い風の中でもヒールが過大にならず、帆走できました。ただスピードはそれほど出ません。この風の中でBセールで帆走すると、上りでヒールが過大になり、ときおり強いウェザーヘルムが出てコントロールしにくくなります。また追い風でセールを全開にすると、艇首(バウ)が水にもぐる、いわゆる「バウ沈」状態になります。幸い、本艇はしっかり浸水対策がなされていますので、浸水はありません。
2016.02.09