コントロニックKontronik のブラシレスESC(アンプ)、ジャズ Jazz 40-6-18のプログラミング方法です。RC-Groupsの記事、ミカドヘリのウェブサイトの記事を参考にしました。
1)マニュアルに従ってアンプをモード1(オートモード)に設定します(この操作により、コントローラーがリセットされます)。
2)マニュアルに従ってアンプをモード4(ヘリガバナーモード)に設定します。
3)機体が浮上したり回転しないように、しっかり台に固定します。筆者はゴムロープ(自転車の荷物固定に使うタイプ)を用いて、ヘリのランディングスキッドを合板(15×350×910mm)に固定しています。これは設定ミス、操作ミスのときに機体が飛び上るのを防ぐ措置です。ラダー方向にもヘリが回転しないようにゴムを強く張って固定します。
4)送信機のピッチカーブをピッチ角0度(筆者の場合、50-50-50)の横一直線、スロットルカーブを0-50-100、スロットルホールドを−0.5%に設定します。
5)スロットルホールドがオンであることを確認してからバッテリーを接続し、スロットルホールドを解除、スロットルをフルスロットルに上げてモーターを起動します。ローターがゆっくり回転を始め、次第にパワーが増していきますが、数十秒たつと、パワーが落ち、また上がる、という動作が続きます(筆者のMX400Proでは2回、回転が変動しました)。
6)30秒以上回転が安定したらアンプ側の設定は終了です。スロットルを下げ、スロットルホールドをオンにしてモーターを停止します。
※ミカドヘリではこの状態の回転数での飛行を推奨していますが、400ヘリの場合、かなり高めの回転数となりますので、ホバリング練習の場合は以下の設定によって回転数を下げた方がよいと思います。
7)スロットルホールドをオフにしてモーターを起動します。モーターはゆっくり吹き上がるはずです。
8)回転が安定したら回転計でローター回転数を計測します。スロットルホールドをオンにしてモーターを停止します。
9)設定したい回転数になるようにスロットルカーブの値を増減し、再びモーターを起動して回転を計測します。筆者のMX400Proでは、純正ローター、純正6極ブラシレスモーター、13Tピニオンを使用した場合、回転数は以下のようになりました。この機体の場合、もしローター回転数を2300RPMに設定したい場合はスロットルカーブを65%の横一直線します。
スロットル%
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回転数rpm
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100
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2600
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65.0
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2300
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55.0
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2200
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47.5
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2100
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45.0
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2000
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10)以後、モーターの起動・停止はスロットルホールドスイッチで行うようにします。
なおローターやピニオンを交換した場合は上記の設定を1)からやり直す必要があります。1)の操作(いったんモード1に設定)をしないとアンプがリセットされないようです。
last updated: 2012.11.10