モデル名 |
Miss Geico 29 BL catamaran RTR (PRB4100) |
販売 |
Horizon Hobby / Pro Boat |
操縦系統 |
ラダー、モーターコントロール |
艇 長 |
762mm |
ビーム幅 |
279mm |
材 質 |
グラスファイバー船体 |
動力ユニット |
1500KVブラシレスモーター(水冷) |
RC装置 |
Spektrum MR3000 受信機 |
カタマラン型RCスピードボート。プロポ付き完成(RTR=Ready To Run)です。このボートはセミスケール・モデルで、実艇は米ミスティック社Mystic PowerboatのC5000-Rシリーズ、保険会社のガイコ社GEICOがスポンサーになって運用しているミス・ガイコMiss Geicoです。
ブラシレスモーターのダイレクトドライブ、7.4V2Sリポバッテリーを2本、船体左右に搭載し、直列で使用します。モーター、アンプは水冷仕様で、ラダー前縁から冷却水を取り入れるようになっています。船体はグラスファイバー製で、あざやかなイエローに塗装され、デカールも貼られています。
純正で付属するフレックス・ケーブルは、よりの方向が逆で使用できません。アメリカの販売会社Horizon Hobby社、Pro Boat社は正しい方向のケーブルと交換するとアナウンスしていますが、2010年10月現在、時期未定です。そのため、筆者はOSEから本体キットと同時に別売のフレックス・ケーブルを購入しました。また、アンプ設定用プログラムカードPRB3311と、Octura x642も同時に購入しました。
塗装済み、デカール貼り済みの完成艇ですので、ほとんど手を加えるところはありません。ただ、指定の重心位置(ビームから228mm)にするために、バッテリートレーを後方に延長する必要があります。1.6mm厚ベニヤで40mm×200mmのプレートを作り、マジックテープを貼り、バッテリートレーの後方に接着しました。
2010年10月上旬、初走行を行いました。上掲の動画はその模様です。中速では安定して走行しますが、フルスロットルではバウンシング(上下動)が出ました。重心をやや前にしたところ、だいぶ改善されましたが、それでもフルスロットルではわずかにバウンシングが出ます。
また、カタマランはバンクせずに旋回するので、高速旋回させるにはラダーとスロットルの兼ね合いが微妙です。
この日、2回目の走行途中で、突然、ボートが停止しました。
W辺さんのタグボート、モンゴル2号で回収していただきました。また、この模様をミノカサゴさんに撮影していただきました。
回収して調べたところ、フレックスケーブルがカプラーから外れていました。原因は不明ですが、ストラットが上に持ち上がっていたので、走行中にスクリューが何かにぶつかった可能性があります。あるいは、ケーブル交換の際に、締めつけが不十分で外れた可能性もあります。
この後、3回目の走行を行いましたが、今度は問題ありませんでした。
今年の猛暑では、電動ヘリやDLGを飛ばす気になれず、ちょっと水遊び、と思って始めたラジコンボートですが、けっこうはまってしまいました。ルースターテール(水しぶき)を上げながら走行するスピードボートを見るのは爽快ですし、ゆっくり走るタグボートを見ていると、のんびりした気持ちになります。
last updated: 2010.10.12