fly with the wind>マイクロ・フライヤー


fly with the wind
osamu's RC flight

マイクロ・フライヤー
Micro Flyer

Micro Flyers

モデル名 マイクロ・フライヤー
販売会社

Wattage/リトルベランカ

構  造

発泡スチロール主尾翼、胴体

操縦系統

ラダー/モーターオンオフ

翼  幅 (mm)

約230
翼面積  (dm2)

n.d.

翼  型

n.d.

飛行重量 (g)

29

RC装置 マグネット・アクチュエーター(ラダー)
受信器、電動アンプ、リチウム・ポリマーバッテリー(単セル)

 マイクロRCプレーン。送受信機、リチウム・ポリマーバッテリーなどが付属した完成機。組み立ては脚を取り付けるだけです。動力/受信器用バッテリーは送信機の裏面にはめて、送信機の電池から充電しますから、他には単3アルカリ電池6本だけあれば即、飛行可能です。

 とはいえ、小型機は難しく、この機体もまともに飛ぶようになるまでは少し時間がかかりました。

 まず、バッテリーを送信機裏面の充電用のへこみにはめてもチャージランプが付きません。どうも端子の接触が悪いようで、ボールペンの先で送信機側の端子を少し引き出し、バッテリーのはめかたをいろいろ試してみたところ、チャージランプが付きました。機体側の端子も同様にボールペンの先で少し引き出し、接触をよくしてやる必要がありました。

 初フライトは河川敷で行いました。2m/sの風が吹いています。この機体にはかなりの強風です。手投げの感じがつかめず、数回失敗しましたが、やっと風に向かって上昇しました。しかし旋回させると大きく風下に流されます。大きく2旋回して着陸。

 本機にはエレベーターがありませんので水平尾翼の後ろ(エレベーターに相当する部分)を少し折り曲げて調整します。手投げして適度な角度で滑空するようにします。エレベーターのない機体はモーターオンでやや上昇するように設定し、モーターオフでほどほどの滑空をするように設定すると飛ばしやすくなります。フルパワーで水平飛行するような設定では、モーターオフで突っ込んできますのでエレベーターのない機体には向かないでしょう。ただ、電動の場合は初期はパワーがあっても徐々にパワーが落ちてきますので水平尾翼の折り曲げの最適値を求めるのはけっこう難しくなります。

 またやや後ろ重心の感じがしたので脚のピアノ線を機首方向に曲げてみました。これだけでも重心が前になるようです。

 これはこれで難しい機体ですが、そのぶん緊張感があって楽しめますし、1分でも墜落させずに飛行できれば満足感が得られます。機会があれば早朝の無風時、あるいは体育館で飛ばしてみたいと思います。


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