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fly with the wind
osamu's RC flight

リフトオフxxs
Lift Off xxs

モデル名

リフトオフ xxs

販売会社

ジンプロップ

構  造

発泡アベチ貼りフィルム仕上げ主翼
バルサ・フィルム貼り仕上げ水平尾翼
GFRP胴体

操縦系統

エルロン、
エレベーター

翼  型

MH-43

翼  幅 (mm)

1225

翼面積 (dm2)

13.7

飛行重量 (g)

458.5

RC装置

OK Slim Line 1809サーボ×3(エルロン2、エレベーター1)
JETI REX 5 plus受信機(40MHz)
4*500AR ニッカド
機体発見ブザーVolt Spy CIA

 この機体は、本来は電動グライダーのホットライナーですが今回はスロープソアラーとして(動力なしで)製作しました。アルミスピンナーのハブの切り込みはバルサで埋め、内部には重心調整用の鉛を接着し、2ミリビスで胴体に取り付けました。受信機はマジックテープで胴体に固定しています。電源オンオフはコネクタの抜き差しで行います。キャノピーは裏面にピアノ線を取り付け、簡単に脱着できるようになっています。

※画像をクリックすると拡大されます。

 水平尾翼は固定式ですが、説明書には下からビス止めして脱着式にしてもよい、と書かれています。水平尾翼の載る胴体側がわずかに幅が広くなっているので、ここに2本の皿ビスで固定するように加工しました。胴体側にはナットを接着し、周囲をエポキシ/グラス/エロジールで被いました。下の画像は水平尾翼を外した状態の胴体を右後方から見たものです。

 薄翼のためか速度は速めですが旋回時の巻き込みや翼端失速の傾向はなく、飛ばしやすい機体です。主翼には中央部と翼端にごくわずか上半角がついています。主尾翼はフィルム貼り済みですが、視認性をよくするため主翼上面左右に白のカスケードライン(トリム・モノコート)を貼りました。このようにコントラストを付けると裏表を間違えることがなく、スロープで目線より下の緑をバックに飛行させるときにも機体がよく視認できます。
 
 垂直尾翼下部右側面に丸い部分が見えますが、ここにエレベーターサーボが入っています。これはこの機体がもともと電動グライダーだからです。グライダー仕様ですと機首部にエレベーターサーボを搭載するスペースが十分ありますし、重心調整のノーズバラストを軽減できます。

 しかしスロープでは軽量化はさほど意味を持たないこと、またこの機体では機首にサーボを搭載するとエレベーターへ直線でロッドをリンケージできないこと、エレベーターホーンとサーボが近い方がガタが少なく駆動力も強いこと、小型の機体ほど舵に敏感なのでガタの少ない確実な動きを得たかったことからエレベーターサーボを尾部に取り付けました。

 また胴体内重心位置に112gの鉛バラストを搭載できるようにしました。


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