モデル名 |
ヒューズ SX [White] |
製造/販売 |
ナイン・イーグルス/ハイテックマルチプレックスジャパン |
操縦系統 |
エルロン、エレベーター、ラダー、モーターコントロール |
ローター径 |
190mm |
機 長 |
229mm |
飛行重量 |
33g |
バッテリー |
3.7V150mAh リポバッテリー |
RC装置 |
2.4GHz 5-in-1受信機、専用送信機 |
固定ピッチ、シングルローターのセミスケール・マイクロヘリ。2010年11月下旬、チャンプ秋葉原店でホワイトバージョンを購入しました。他に、ブルーとブラックのバージョンがあります。
キャビンとスキッド以外の機体主要部はソロマックスとほとんど同じようですが、キャビンのぶんだけ重量が増加しているため、バッテリーはソロ・マックスの120mAhから150mAhに変更されています。
送信機でバッテリーの充電ができますが、筆者は別売のAC充電器NE421090を使っています。この充電器はバッテリー2本を同時に充電できます。充電器本体は軽量コンパクト(26g、38×48×20mm)で、ACアダプターも小型軽量タイプです。
下の動画は3回目のホバリングです。筆者にはエンコンがシビアで、高度維持がむずかしいです。ホバリング5分10秒でパワーダウンし、最後に機体はゆるやかに左回転して降下しています。
上述のようにソロマックスとほぼ同サイズですが、持ち味というか、性格はだいぶ異なります。これは、重量増のためと考えられます。
ソロマックスの27gに対して本機は33g、その差はわずか6gですが、このサイズでの6gは大きく影響します。パーセンテージで考えると22%の重量増で、ホバリングに必要なパワーも大きくなりますが、メインローターはソロマックスと同じですので、ホバ時のローター回転数は高めです。当然、反トルクも大きくなるため、テールモーターはソロマックスよりも長いものが使われています。
筆者の腕では、リビングでホバするだけでも気が抜けません。
しかし、このかわいらしいスケールモデルが4チャンネルでフライトできる、というのは一昔前には考えられなかったことです。しかもフルセットで価格は1万円を切り、箱出しでホバできてしまうのですから、筆者のような中高年モデラーにとっては驚異的です。
2010年12月上旬、おだやかに晴れて風のほとんどない午前中に、河川敷でフライトしてみました。
まず、草地から離陸しようとすると、スキッドやテールローターに草がからまってしまうので、離着陸用のヘリパッドを用意します。1m×1mのベニヤ板を使いました。
離陸は容易で、ホバも安定しています。ダウンを打って前進させようとしますが、あまり効きません。フルダウンをホールドして、なんとか前進する感じです。エルロンの効きも弱いので、旋回はラダー中心となり、慣れるまでちょっと時間がかかりました。
最初、上空でわずかに追い風が吹いていたため、機体が流されて、帰還できなくなりました。見失いそうになったので、やむなくモーターを止め、前方の茂みに落としました。幸い、機体は葦にひっかかった状態で、無傷で、すぐに再フライトできました。
慣れてくると、左右15〜20mぐらいで水平8の字飛行ができるようになりました。屋外で明るい空をバックにフライトするのも、気分がいいものです。
小さいですが、スケールボディと配色のおかげで視認性がよく、フライトを楽しめました。Solo Maxxよりもパワーがあるので、屋外フライトには本機の方が向いていると思います。
フィールドでも充電できるように、単3乾電池ケースにケーブルを取り付けて、上述の充電器に接続できるようにしました。
last updated: 2011.2.10