fly with the wind


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osamu's rc flight

カーボン・トラベラー・コンバーティブル
Carbon Traveler Convertible

ctc

モデル名

カーボン・トラベラー・コンバーティブル

販売会社

Ace Sim RC

操縦系統

エルロン、エレベーター、ラダー
モーターコントロール

翼幅(mm)

660

機長(mm)

406

翼面積(dm2)

23.4

飛行重量 (g)

226.5
(E-Tec 3S700バッテリー搭載時)

翼型
平板
動力ユニット

LensRC 22-5-20 ブラシレス・アウトランナー・モーター
Castle Creations Phoenix-10 ESC
E-Tec 3S700、Thunder Power 3S900、Kokam Hornet 2S730、TP 2S900リチウムポリマーバッテリー
GWS EP 8×4 HDプロペラ(リポ3セル時)
GWS EP 9×5 HDプロペラ(リポ2セル時)

RC装置 JETI Rex 5 Plus受信器
Blue Bird BMS-371サーボ(エルロン)
GWS Pico Stdサーボ×2(エレベーター、ラダー)

・概 要

 電動軽量3Dスタント機です。主翼全体が動いてエルロンの機能を果たすウイングロン、水平尾翼も全動式です。「トラベラー」は分解組み立てができるために旅行にも持っていけるという意味、「コンバーティブル」は、風があるときには下翼を外して高翼単葉機としても飛行できることから名付けられています。

・構 造

 カーボンロッドとリップストップナイロンで構成され、特別の工具なしで分解組み立てができます。そのために各接続部はカーボンロッドを透明樹脂チューブに差し込むだけになっていますが、これは同時にまた墜落時には各部が簡単に外れてくれてダメージを抑えるようになっています。

wing strut

 モーターは結束バンド(タイラップ、ジップバンド)でカーボンフレームに取り付けられており、墜落時には適度にずれて力を逃がすようになっています。

LensRC brushless motor

 サーボの取り付けもゴムバンドになっていて、これも墜落時にはずれたり外れたりしてサーボを保護します。

・飛行特性

 筆者はこれまでグライダーを穏やかに飛ばしてきましたので、この機体もまずは普通に飛ばすことから始めました。ウイングロンのためアドバースヨーが強く、エルロンを打っただけではバンクしても旋回に入りません。ラダーを当てる必要があります。最初はエルロンからラダーにミキシングをかけましたが、今はミキシングせず、ラダーを別に打つようにしています。

 20フライトぐらいで重心位置と舵角の調整ができ、ロールやループもできるようになりました。やや加速してエルロンをフルに打つと簡単に2回ロールします。20mぐらいの高度をとってホバリングにもチャレンジしていますが、これはまだまだです。

・バッテリーとプロペラの組み合わせ

 3セル700mAhのリポバッテリーと8*4ペラが標準仕様です。消費電流は最大7A(静止状態)です。低速で水平飛行させるだけなら15〜18分飛行します。ホバリングなどパワーを使ったときの飛行時間は10分程度です。

 3セル900mAhではやや重くなりますが、微風時に中スローでおとなしく水平飛行させてみたところ28分飛びました。

 2セル730mAh〜900mAh、9*5ペラでも飛行可能です。軽くなるぶん、低速性能はよくなります。2セル900mAhでおとなしく水平飛行させると、20分ほど飛びます。

 使用しているCD-ROMタイプのモーター(LensRC)とアンプ(キャッスルクリエーション)の組み合わせは効率がよい感じで、また中スローでは非常に静かです(アンプのスイッチングの音がピーッと聴こえます)。

・Carbon Traveler Convertible
 製造販売元のAce Sim RCのページです。飛行のムービーがあります。

【その後のフライト】
 飛行にもだいぶ慣れて、ロールやループを繰り返していたとき。うっかり背面に入ってしまったのでダウンを打ってもどそうとしたところ、左翼の付け根がクシャッと曲がってしまいました。左翼が持ち上がった状態でコントロールできなくなったので、モーターを止めたところ、そのままフワフワ、高度20mぐらいから降りてきました。慌てて駆け寄ってチェックしたところ、左上翼と胴体下部を接続している斜めステーがチューブから外れただけで、他にはまったくダメージはなく、すぐに飛行可能な状態にすることができました。

 この左翼の斜めステーの差し込みはやや甘く、その後も激しい動きをさせると何回か外れました。壊れはしませんが、あまり気分がよいものではないので、カーボンロッドに瞬間を塗布し、アクセラレーターで固めてからサンドペーパーで削ってチューブとのはめ合わせを固めにしました。

フライト・フォト 2006.1

last updated: 2009.11.15



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