ホーム初期鍵盤楽器製作家・演奏家ヴァージナル通信>貸し出し楽器紹介


貸し出し楽器紹介

last updated 08.05.31


※貸し出し楽器の在庫状況・料金は『ヴァージナル通信』最新号をご覧下さい。

●小型パイプオルガン


・スモール・チェスト・オルガン
・ポータブル・チェンバー・オルガン
・コンティヌオ・チェスト・オルガン
・コンティヌオ・オルガン

●クラヴィコード

・ダブルフレッテッッド・クラヴィコード
・アンフレッテッド・クラヴィコード

●ヴァージナル、スピネット

・イタリアン・ヴァージナル
・フレミッシュ・ヴァージナル
・イタリアン・オッタヴィーノ
・5度ピッチ・イタリアン・スピネット
・スモール・イングリッシュ・ベントサイド・スピネット
・イングリッシュ・ベントサイド・スピネット


ホーム初期鍵盤楽器製作家・演奏家ヴァージナル通信>貸し出し楽器紹介

スモール・チェスト・オルガン
Small Chest Organ
small chest organ (1)
8' + 4'(trebleのみ)
88cm幅 x 90cm 高さ x 38cm奥行(鍵盤収納時)、50kg
F ~ d3 (F#なし)、ピッチ;a = 392-415-440-466
  
small chest organ (2)ペダルによる送風であり、本体の最下部にフイゴが納められている。4'は中央のc(a=440)より高音側のみ。

↑このページの先頭へ


ダブルフレッテッッド・クラヴィコード
Double Fretted Clavichord

double fretted clavichordC~f3 
18世紀後期のドイツのクラヴィコードをモデルとして、継続して製作している。 昨年はフーベルトが工夫した点を、クラヴィコード1台作るごとに1点づつ施してみた。チェンバロでは効果なさそうな小さな工夫が、クラヴィコードでは大きな効果を発揮する。 

↑このページの先頭へ


イタリアン・ヴァージナル
Italian Virginal
italian virginal
C~d3 
多角形ヴァージナルと呼ばれる16世紀のタイプである。最近は木のジャックを用い、a=415-440 とシフト可能にしている。 上記small chest organ の音域はF~d3であるが、このタイプでC ~ d3 のものが完成したら、その上に置いて小形のクラヴィオルガヌムとして使える。

↑このページの先頭へ


スモール・イングリッシュ・ベントサイド・スピネット
Small English Bentside Spinet
small english betside spinet
BB ~ f3 
重厚な色をしているが、ケース材の厚みが6mmであり、とても軽く、一人で容易に持ち上がる。また、4ドアの車に積む事ができ、どこへ持って行くのにも、大変重宝。 

↑このページの先頭へ


ポータブル・チェンバー・オルガン
Portable Chamber Organ

portable chamber organC〜d3(a'=430 Hzのとき)
Gedackt 8'(常にON)
Flute 4'(中央のCから上のみ)
Mixture - Quinte/ Octave (Bass, Treble)

 足踏み式のフイゴによる送風。多少の慣れが必要。ポータブルと言ってもこの規模になると移動はかなり大変。鍵盤シフトにより430 Hzぐらい→405 Hzぐらいのどちらかとできる。440 Hzは不可。 
Wind pressure= 45 mm water by means of a 5.5 kg leaf spring.
運ぶときはパイプ、上部、下部(フイゴ関係)の3つに分ける。

↑このページの先頭へ


コンティヌオ・チェスト・オルガン
Continuo Chest Organ、LARGE(設計中)


C〜d3
音域以外はスモール・チェスト・オルガンに同じ。

↑このページの先頭へ


コンティヌオ・オルガン
Continuo Organ

contiuno organGedackt 8'
Principal 4'

↑このページの先頭へ


アンフレッテッド・クラヴィコード
Unfretted Clavichord

unfretted clavichordクラヴィコードの長い歴史の中で最後のころ製作された大型のもの。当時作られた大型の楽器は多くはない。

↑このページの先頭へ


フレミッシュ・ヴァージナル
Flemish Virginal

flemish virginalC〜c3
このようにフランドルのヴァージナルでも鍵盤が右へ寄っているものは、弦の(左右ブリッジの間の)中央付近をはじくため、大変大きな音が出る。415Hzのみ。

↑このページの先頭へ


イタリアン・オッタヴィーノ
Italian Ottavino

italian ottavinoC/E〜c3
単にOttavinoあるいはOctave Spinettと呼ばれる1オクターブ高い音の楽器。三角形のアタッシュ・ケースに入れて持ち歩ける。

↑このページの先頭へ


5度ピッチ・イタリアン・スピネット
Quint-pitch Italian Spinet

quint-pitch italian spinetプレトリウスは1619年の著書の中で「スピネットは小型の四角い楽器(instrument:チェンバロの様に弦をはじく鍵盤楽器を指して狭義にinstrumentと呼んだ)で、オクターブまたは5度高く調律された」と言っている。これはちょうど、そんな楽器だ。キャンバスバッグ入り。本体9 kg。1875年に開業したケープタウンの駅の梁の木(yellowwood)がケースに使われている。

↑このページの先頭へ


イングリッシュ・ベントサイド・スピネット
English Bentside Spinet

english bentside spinetFF, GG〜f3
イギリスではこのような大型のスピネットが18世紀に多く作られた。弦が斜めに張ってありスペースが節約できる。チェンバロは8’×2等、1音に対して2本instruments のコヒ?ー以上の弦があるのが一般的だが、スピネットは1本である。この点を除けばこうような三角形のスピネットはチェンバロに極めて近い(構造も音も)。415-440 Hz。

↑このページの先頭へ


*問い合せ先*

 試奏、楽器貸し出しに関するお問い合わせ等は、お電話あるいはFaxで下記までお願いいたします。

山野辺暁彦
tel/fax 0426-35-3784 (fax は24時間受信可)
〒192-0914 八王子市片倉町888-44
※2008年5月21日に転居しました。
※JR片倉駅より徒歩10分弱、京王線北野駅より徒歩15分程 地図(PDF)

↑このページの先頭へ


ホーム初期鍵盤楽器製作家・演奏家ヴァージナル通信>貸し出し楽器紹介